在宅介護の負担を軽減する便利グッズを紹介

在宅介護の負担を軽減する便利グッズを紹介

食事、着替え、トイレに入浴など、在宅介護では、さまざまな場面で支援が必要になります。
自分ひとりなら簡単にできることも、手を貸すとなると難しいと感じることもしばしば……。
そのようなときに役立つのが、在宅介護の負担を軽くする便利グッズです。
さまざまな便利グッズがあるので、ぜひ日々の介護に役立てていきましょう。

在宅介護の負担は便利グッズで軽減!

要介護になると、それまで自分でできていたことができなくなり、人の手が必要です。
要介護度が重くなればなるほど、手を貸さなければならない場面が増えるでしょう。
これまでの日常生活と同じというわけにはいかず、介護する側にはさまざまな負担がかかります。
それは、介護される側にとっても同じこと。お互いのとまどいが、ストレスになることも珍しくはありません。
そんなときこそ、便利グッズが役立ちます。
ご家族の状況や要介護度に合わせて取り入れれば、介護の負担もかなり軽くなるでしょう。

在宅介護の負担を軽減する便利グッズ

在宅介護において、介護者の負担を軽くできる便利な介護用品は多々あります。

ポケットカレンダー(お薬カレンダー)

薬の飲み忘れを防止するカレンダーです。
さまざまなタイプがありますが、基本的には、日付に合わせた1~31までの各数字に透明のポケットが付けられ、飲む薬を入れる仕様になっています。
朝・昼・夜の仕切りがついているものもあります。
壁にかけておけば、薬を飲んだか飲んでいないかが一目瞭然。
忙しい毎日、薬の管理にまで気が回らないこともありますが、そんな状況をサポートする便利グッズです。

すいのみ

すいのみは、寝たままでも水分補給できるように作られた容器で、医療現場でも使われています。
目盛りつきのもの、流動食に使えるものなど、形や使用感もさまざまです。
要介護者の状態に応じて、選んでみてください。

吸い飲み・くすり飲み器を購入する

ペットボトル用のストローキャップ・ストローコップ

ペットボトルのキャップをはずして使うストローつきのキャップ、コップのふたにストローがセットされたストローコップも、水分補給の際には重宝です。
コップで水を飲ませようとするストレス、こぼしてしまったときの後始末を軽減することができます。

ストロー付カップを購入する

シリコンスプーン

シリコンスプーンの特徴は、柔らかく、すくいやすいこと。
金属製のスプーンとは異なり、適度なしなりもあります。
金属製のスプーンで食事の介助をすると、歯や歯茎に当たらないようにという気遣いが必要です。
また要介護者が自力で食べたいというときには、意外と重たいもの。
握りやすさや食べやすさを工夫したシリコンスプーンなら、自分で食事をする楽しみも味わえます。

シリコンスプーンを購入する

うがい受け(ガーグルベース)

うがい受けは、うがいや歯みがきをしたときの受け皿で、ガーグルベースともいいます。
軽くて持ちやすく、顔のラインに合わせた形状になっている点がポイントです。

食事用介護エプロン

食事用介護エプロンは、食べこぼしや飲みこぼし対策に役立ちます。
基本的に防水仕様、大きさも服を汚さないように工夫されている点が、一般的なエプロンとの違いです。
使い捨てタイプのエプロンもあります。

食事用介護エプロンを購入する

防水シーツ

失禁などから、ふとんやマットをガードしてくれる防水シーツは、トイレが不自由になった要介護者の必需品です。
尿や便がふとんやマットにしみ込んでしまうと、お手入れも大変ですし、臭いも気になります。
ふとんやマットは、気軽に買い換えられるものではありません。
だからこそ、防水シーツを活用して、ふとんやマットを守りましょう。

防水シーツ 洗えるタイプを購入する

防水シーツ 使い捨てタイプを購入する

床ずれ防止マット

床ずれは、医学的には「褥瘡(さんじょく)」ともいいます。
同じ態勢で寝続けたり、座り続けたりしたことで接触部分が圧迫され、損傷を起こす状態です。
やせて腰骨などが浮き出てくると、床ずれになりやすくなります。
床ずれを予防する方法のひとつは、定期的に態勢を変えることですが、介護者にとっては重労働です。
床ずれとともに、その負担を軽減することを目的として、床ずれ防止マットが開発されました。
介護保険でのレンタルもできます。

体交まくら

本人が自力で体勢を変えることが困難な場合、誰かが手伝って体位変換を行う必要があります。
体交まくらは、そうして体位交換を行った際に、その体位が維持できるように体を支えるための枕やクッションです。

コールボタン

在宅介護でも、24時間一緒にいるわけにはいきません。
同じ家の中で、声が届かないこともあるでしょう。
「呼んだのに」「いや、聞こえなかったから」――そのような行き違いがないよう、コールボタンを備えておくと便利です。
首からさげておくタイプ、コンセントにさし込むタイプなど、受信機のタイプもさまざまなので、家の広さや介護者の人数、用途に合わせて選んでみましょう。

シャワーキャリー・シャワーチェア

シャワーキャリー(入浴用の車椅子)やシャワーチェア(入浴用の椅子)は、入浴が楽になる介護用品です。
設計も、安全に配慮されています。
介護保険も利用できるので、要介護者に入浴のサポートが必要な場合は、ぜひ導入を検討するとよいでしょう。

ポータブルトイレ

介護では、トイレをどうするかも大きな問題です。
自力でトイレまで移動できればよいのですが、距離によっては手助けをしなければならないこともあるでしょう。
狭いトイレでの排せつサポートも、身動きが取りにくいのが難点です。
トイレに連れて行こうとしたら間に合わなかった……ということも、ないわけではありません。
そのようなときに役立つのが、持ち運びでき、部屋でも使えるボータブルトイレです。
介護保険を利用することもできます。
トイレの失敗は、要介護者にとっても介護者にとってもストレスです。
無理なく快適な生活を送るためにも、必要に応じて活用していきましょう。

おむつ用消臭袋

おむつに消臭加工が施されているものもありますが、ゴミ回収の日までは家に置いておかなければなりません。
おむつを使う場合は、おむつ用消臭袋も必須です。

使用済み紙おむつ廃棄袋を購入する

まとめ

在宅介護の負担軽減に欠かせない便利グッズ。
とはいえ、ひとつひとつ探して歩くのも大変です。
そんなときは、「介護のしたく。」のセット通販をご利用ください。
紙おむつや防水シーツ、すいのみなど、在宅介護で使える便利な介護用品を取りそろえています。
必要なものをすぐに手配できる点も、通販のメリットです。
ぜひ、チェックしてみてください。

おすすめスタートパック

排泄介護の準備するものについては、以下のページでもまとめています。

準備するものリストはこちら

一覧はこちら